新緑に包まれる清水寺の本堂
授業について私の心の京都京

この授業

このゼミ「私の心の京都」では、あなたの心で捉えた京都を発信します。

日本の宗教や文化を英語で伝えようとするとき、日本語をそのまま英語に置きかえるだけでは、その真髄が伝わらないことがあります。「八百万の神」を Eight million gods と訳しても間違いではありませんが、その心を伝えるには、言葉が生まれた歴史や文化を理解し、説明する必要があるでしょう。

このゼミでは、京都を切り口に日本の文化や宗教を捉え、自分が心ひかれる点を追いかけます。そして、英語でどう説明すればよいかを自分なりに考え、伝える練習をします。清水寺で森清顕さんから学び、いまの京都の伝統を担う人たちにも出会います。

最終プロジェクトとして、自分だけの「京都」を動画で発信します。立命館が創立された京都を、この機会に自分の目で見直してみましょう。

五つの考え

一

自分だけの京都

観光地の京都ではなく、自分にしか見えない京都を。
二

自分の視点

同じ風景も、見る人が変われば意味が変わる。
三

五感で感じる

音、におい、手ざわり。はっとする瞬間をつかまえる。
四

自分の言葉

見たもの、感じたことを、解釈して伝える。
五

守るために変える

伝統を受け継ぐ人は、何を変えてきたのか。

清水寺と

近藤雪絵と森清顕さん
幼稚園と小学校で同じ教室にいた二人が、いま、清水寺と大学で一緒に授業をつくっている。

「Kyoto on My Mind」は、立命館大学の近藤雪絵が開発し、清水寺の森清顕さんとのコラボレーションで行っています。二人は幼稚園と小学校の同級生。いまこうして教育の場で一緒に仕事ができることを、うれしく思っています。

清水寺の西門から京都の街を見下ろすと、私たちが通った小学校が見えます。景色はほとんど変わらない。変わったのは、その場所の使われ方。過去と今、そしてその先。この問いが、授業の底に流れています。(近藤雪絵)

担当教員

近藤雪絵

近藤 雪絵

立命館大学 薬学部 教授
Kyoto on My Mind 考案者

博士(言語コミュニケーション文化)、博士論文 "Luxury in Texts"。専門は、学習者主導型のクラススタイルの考案と教材開発、コーパスを使ったテキスト分析。立命館大学の4学部で展開するプロジェクト発信型英語プログラムの運営メンバー。京都で生まれ育つ。

近藤雪絵 Lab ↗
中南美穂

中南 美穂

立命館大学 言語教育センター 外国語嘱託講師
京都市ビジターズホスト(京都市認定通訳ガイド)
(2027年度担当予定)

支えた人

この授業では、TA と ES の学生も熱心に活動しています。

  • TAKasane2022
  • TAKoyo2022
  • TAKing2024
  • ESMasami2025
  • ESChihiro2026
  • ESSatoha2026

招いた人

京都の信仰と伝統文化の担い手の方々を、ゲストにお迎えしています。(2026年の例)

目標

  1. 多様な相手に英語で伝える背景知識のない人に、日本の宗教や文化について英語で説明できるようになる。
  2. 自分の視点をはっきりさせる自分が伝えたいことを明確にし、宗教、文化、言語の違う人に向けて発信する。
  3. 動画でつくる動画を作るための手順と要素を理解し、動画でアイデアを伝えられるようになる。
  4. 協働による改善(Kaizen)フィードバックを交わし、自分の作品を自分で良くしていけるようになる。